金田 望
The Shakuhachi 5《The 3rd Concert》 に向けて、前回に引き続き今回も、新曲を幅広く募る取り組みを実施いたしました。厳正に審査させていただきました結果、金田望氏作曲「５つの尺八のための《コレオグラフィ》」を演奏させていただくこととなりました！
前回よりさらに多くの作品をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。どの作品も大変素晴らしく選考は大いに難航しましたが、金田氏の曲は持続音を得意とされる尺八において、リズムという要素が効果的に取り入れられていると感じ、採用させていただきました。
コロナ禍も幾分落ち着いてきたとはいえまだまだ思うに任せない状況下ではありますが、この曲も含めた3月7日の演奏会に向け、力の限り進んで参ります。皆様にお越しいただけますことを、メンバー一同心よりお願い申し上げます！
【公募曲】
《コレオグラフィ》５つの尺八のための 【作曲家】
金田 望（Nozomu Kaneda） 音の遠近や濃淡といった空間的な知覚をテーマに創作活動を行う。 新潟県新潟市出身。国立音楽大学音楽学部音楽文化デザイン学科創作専修（作曲）卒業。同大学院修士課程、同大学院博士後期課程修了。学部卒業時に有馬賞、修士課程修了時に最優秀賞を受賞。武満徹に関する研究で博士号を取得。第10回JFC賞作曲コンクール入選（2019）。第1回松村賞受賞（2020）。 作曲を川島素晴、故・藤井喬梓、丸山和範、作曲理論を小河原美子、ピアノを井上郷子、高木麻衣子、音楽学を白石美雪、友利修の各氏に師事。 作品は宮田まゆみ氏、アンサンブル・プラティプスなどの著名な個人、団体により国内をはじめアジアや欧州各地で演奏されている。 現在、桐朋学園大学音楽学部、桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室非常勤講師。 《Website】 https://nozomukaneda.studio.site 【公演お申し込み】 theshakuhachi5@gmail.com (氏名・人数・お電話番号を明記の上 お申し込みください。)